疼痛性障害に負けない克服法|今すぐ痛みノン

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私達は生まれ持った体を常に消費しながら生命活動を行なっています。生まれた時はいわば新品であり、全てにおいて完全に機能をしています。概ね20歳までは体の中は常に成長を繰り返し、生まれた状態よりも高い機能を持っています。しかし20歳を過ぎると後はピークから下降するのみで、劣化と付き合わなくてはいけません。これは生命の宿命であり、始まりがあれば終りがあるように終焉へと突き進んでいるわけです。体を消費していくと時折何らかのキッカケでこれまで無かった変化に遭遇することがあります。よくあることとしては髪の毛が薄くなったり、シミやシワが出来たりといった見た目に見える事でしょう。勿論外観と同様に体の中身も変化が訪れ、この変化によって起こるとされている症状に疼痛性障害があります。疼痛性障害は身体表現性障害の一種であり、様々な痛みが伴う症状を発症します。疼痛性障害はこれまで精神障害であると言われてきました。特段体に以上はないのに痛みを訴えるため、精神的な異常で痛みが出ているだろうという考え方がされてきたわけです。しかし最近の研究では脳の病気であると言われていて、脳内物質であるセロトニンの活動が上手く行かず、痛みを感じてしまうとされています。
痛みはひとによって異なり、ある身体の一部が痛み出す場合もあれば、上半身全体、また何らかのキッカケで痛み出すなど人によって痛みの種類や発症タイミングまで異なります。私達が痛みを感じるのは、脳が危険だと判断した時にその判断のレベルに応じて神経から情報を得て、脳内で痛みを感じます。脳の痛みは痛みそのもので、リアルな痛みを伴います。これに対し空想の痛みがあり、脳がパニックになったり、混乱したりする時に痛みを擬似的に感じてしまいます。空想の痛みは一瞬感じる程度で、正常に戻れば痛みは消えます。疼痛性障害で感じる痛みはリアルな痛みとされていて、発症患者にしては耐えられない痛みを常に感じてしまう状況が続きます。脳の障害であり、外科的治療では根本的な解決をすることは出来ません。セロトニンの分泌障害は年齢が高くなるとその分だけリスクが高くなると言われています。老いと同時に発症する可能性もあるため、他の病気と見極めがつかないのが現実問題としてあります。精密検査を受けて初めて気づくことが多く、治療をする時は抗鬱剤なども用います。基本的にセロトニンの分泌を安定させ、脳内の情報伝達をしっかり行えるようにしなければどうすることも出来ないため、薬物療法を用いた治療を行うのが一般的です。また精神的な治療でセロトニンの分泌を自ら促すという方法もあります。

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